ミナツーの旅
コントラストが織りなす「潮目」の地を歩く。
穏やかな波間に島々が浮かぶ不知火海南部は、変化に富んだ地形に囲まれた風光明媚な地域です。潮風に香る斜面の柑橘畑、豊かな海の幸、反映して水面を黄金色に染め上げる夕景。訪れる方の心を惹きつけるこの美しい景色と豊かな自然を存分に楽しんでいただくことこそが、この地域を旅する一番の醍醐味です。
株式会社水俣ツーリストは、その美しい不知火海南部を舞台に、水俣と周辺の五町村 二島嶼が織りなす「潮目」をご案内する旅行会社です。
「潮目」とは、性質の異なる海流がぶつかり合い、混ざり合うことで、栄養と酸素がもたらされる豊穣の海域のこと。ここ水俣周辺地域は、ただ風景が美しいだけではなく、地理的にも歴史的にも、異なる背景を持つ様々な要素が交差し、渾然一体となって存在する「潮目」のような場所でもあります。
- ・肥後と薩摩、そして天草
- ・山と海、そしてそれらを繋ぐ川。
- ・第一次産業の静謐な営みと、第二次産業のダイナミックな咆哮。
- ・自然と技術、新しいものと古いもの、近代以前と近代。
- ・企業城下町の都市的な論理と、自然に寄り添う農漁村の暮らし。
- ・この地に根付く土着の精神(アニミズム)と近代合理主義。
- ・かつての圧倒的な繁栄と、その裏に生じた激しい葛藤や対立。
これらは、ただ綺麗に融和しているわけではありません。互いに影響を与え、時に激しく波打ちながらも、分かちがたく結びついています。このダイナミックな交差と混淆こそが、この地域を突き動かすエネルギーの源泉であり、他では見ることのできない深い豊かさの正体なのです。
ミナツー・マスコットミーニャ
水俣ツーリストは、この地が抱える多層的な現実を、ありのままに提示します。教訓を与えるためでも、声高に”再生”を謳歌するためでもありません。息を呑むほど美しい大自然を楽しみながら、複雑で力強い「潮目」に分け入り、そこに息づく人々と地域の営みに触れていただくこと。美化も否定もせず、ありのままの姿で皆様をお迎えする。それが、水俣ツーリストの提案する旅の流儀です。



